先日、テレビで「生物多様性保護の新目標採択」というニュースを目にしました。
それはCOP15がカナダ、モントリオールでの話し合いの結果出した「昆明モントリオール目標」です。
2030年までに取り組む23の項目に及ぶものです。
現在、世界では分かっているだけで100万種の生物が絶滅の危機に直面しているとされています。温暖化防止と並んで生物多様性保護も待ったなしの状況です。
ところで”生物多様性”とは、いったい何なのでしょうか?
そしてなぜ生物多様性がわたしたち人間にとって大切なのでしょうか?
まず初めに”生物多様性”とは簡単に言えば『地球全体に様々な生物が存在している』ことです。
それは「動物」だけでなく「植物」や「微生物」まで含む全ての生物の事です。
そして生物多様性が失われると困るのは、わたしたち人間をはじめ全ての生物は相互に依存し共存しているからです。
食物連鎖を考えてみて下さい。連鎖していくどのパーツが欠けても食物連鎖は成り立ちません。
例えば、現在、神奈川県などの首都圏でも鹿の食害が起きています。それにより植林したブナなどの木の芽が食べられてしまい、山が枯れてしまうということが起きています。
原因は鹿が異常に増えてしまっているからです。温暖化などで鹿の生息域が広がったことなども理由ですが、鹿を食べる動物、つまりニホンオオカミが絶滅してしまったことも大きな要因です。
このように食物連鎖のどの部分が欠けても生態系のバランスは崩れてしまいます。
そして生物多様性が損なわれることは生態系の破壊に繋がります。そしてそれは私達に大きな影響を与えます。食料や水が確保しにくくなったり、医薬品の原料が手に入らなくなったりしてしまうのです。
また木が生えなくなることで、洪水などが制御できなくなり被害が起こります。
「昆明モントリオール目標」は国などの目標ですが、生物多様性を守るために私たち個人に出来ることはあるのでしょうか?
環境に配慮されたエシカルなサービスや商品を選ぶこと、なるべくCO2を出さない暮らしをする事などが頭に浮かびます。
でもこれ以外に方法があります! それも楽しい方法です!
それは動物園や水族館に行って、飲食をして、おみやげを買って楽しむことです。
動物園や水族館では絶滅危惧種をはじめとした希少動物を保護しています。また展示することで生物多様性を伝えるという取り組みも行っているからです。
ですから、あなたも年末年始の息抜きに可愛い動物達をぜひ観に行ってください!
次回は「動物園で行っている生物多様性保護の取り組み」について詳しく書きますので、続けて読んでもらえたら幸いです。